スノーフレークの囁き

足音が聞こえているよ

12月のね

一年で一番好きな

クリスマスの頃

スノーフレークを

待ち侘びながら

君と手を繋いで

歩くんだ

12月の街角は

しっとりと賑わっている

ウインドウ・ショッピング

ガラスに映る君を

ただ見ているのが

好きなんだ

「雪、降らないかな」

「もう、すぐだよ」

何気ない会話が

二人をあたためる