光と影
光を支えるのは影
影が出来るのは
光のおかげ
光が
自分はこんなはずじゃない
と言ってみたり
影が
自分は光になりたかったのに
とつぶやいてみたり
そういう刹那主義に
耳を傾けたくない
光は光として
影は影として
誇り高く
役割を果たす
そうでなければ
光と影は
どちらも
浮かばれない
光のために生きる影
影のために突き進む光
どちらも自覚と覚悟が
ないなら
輝くことも
休むことも
すべて失われてしまう
大切なのは
光としての誇り
影としての誇り