夢のごとし

産声を上げて

成長し

学び

愛し

老い

静かに

土へ帰っていく

 

人生は

夢を

ほんのわずか

みていただけ

なのかもしれないと

錯覚する

 

夢のごとく

時間は

後戻りすることは

許されず

流れ過ぎていく

 

あれもこれも

だれもかれも

夢物語

 

共有した時間が

思い出に変わっていく

 

人生は夢のひとかけら

 

生きるとは

そもそも

有なのか

無なのか