わたくしの赤ちゃんが泣きました

おっぱいをあげました

わたくしの赤ちゃんは眠りました

すやすやと、わたくしの抱きしめる

安心に夢を見ているでしょう

 

誰かの赤ちゃんが泣きました

誰かの赤ちゃんがもっと泣きました

わたくしの乳腺が張って

痛みを感じました

そして、おっぱいをあげたくなりました

 

赤ちゃんの泣き声は

わたくしの母性を目覚めさせるようです

 

わたくしのおっぱいは

わたくしの赤ちゃんのために

あるはずなのに

 

母性は、

わたくしの赤ちゃんだけのものではなく

母性は、

他の誰かのものでもなく

母性は、

こどもたちの小宇宙に浮かぶ

神々の慈悲なのでしょうか