牧歌的に~Forget pastoral- mind not~

素朴で叙情的に生きる

牧歌的に生きる

 

目に入る景色も

身近な社会のシステムも

人間関係も

 

ほんの20年くらい前までは

そうだった

 

当たり前の景色が

すっかり変わってしまった

 

社会の当然の流れだと謳い

一つの方向に急ぎ始め

短期的な目標と結果に

とらわれている人々が

システムを動かし

それに合わせて

人間関係もギクシャクした、

機能的な付き合い方に

変わらざるを得なくなった

 

彼らに説明しても

聞く耳を持たない

彼らは自分が正しいと

思い込んでおり

修正不能な病理に

身を沈めている

 

多くの場合その原因は

自己評価を高めるための

名誉欲・出世欲・金欲

 

経済効果と

あるべき人の道

すなわち命の尊さとを

すり替えて大儀としている

 

金か命か?

そんな議論をするほどに

落ちぶれた社会に

われわれは

生きているのだろうか

 

確かに、

未来より

過去より

今を生きることが大切だ

 

しかし、

その本当の意味は

理解されているのだろうか

 

そういう環境が出来ると

あまりに効率主義が台頭して

笑顔がすり減っていく

 

むしろ

マスクで顔を隠すことが

正義になってしまい、

顔の表情が見えない

機能的な人間関係しか

出来なくなりつつある

 

仮面に包まれたもの同士

個性は仮面に退化した

 

利便性に傾きすぎると

壊れるものがある

しかし

後戻りして20年くらい前の

生活に戻ることも出来ない

 

これからの時代でも

素朴で叙情的に生きるスタンスを

忘れてしまっては

つまらないのではないだろうかと、

よく考える

 

目先の結果ばかりを

気にしすぎることなく

 

牧歌的に

もっともっと長いスパンで

物事を判断し

 

成長や未来について

考える事を忘れずにいたい

 

牧歌的に

素朴で叙情的な

日常を送れるよう

 

自分自身に言い聞かせる

 

“Forget /pastoral -mind/ not”

 

時計の速さは

ひとりひとり

違っていて、いい

 

牧歌的に

なおさら

牧歌的に

 

笑顔を取り戻そう