素足のジプシー

彷徨う足跡

砂丘から

滑り落ちそうな

砂塵の沼から

足が抜けない

その時そっと

手を差し伸べて

わたくしに

絆を教えてくれた

栄光はいらない

欲しいのは

しあわせ

あたし、

女でいたい

そう言って

姿を消していった

彼女はきっと

素足のジプシー