詩や随筆
詩や随筆は
気ままな表現
読む人
ひとりびとり
違う感じ方で
あってほしい
詩や随筆は
気ままな表現
誰にも伝わらないかもしれない
自己表現のひとつ
あるいは
ひとりのひとだけに
感じてほしいと
切望することさえある
自己表現
だれにでも
同じように伝わるなら
それは
詩でも随筆でもない
読む人
ひとりびとり
違う感じ方で
いられる自由を
汚さないでほしい
答えがひとつに決まる
試験問題の題材に
詩や随筆を取り入れて
作問する、ひとびとへ
警鐘をならしたいと
常々考えている