郷に入っては郷に従う

「郷に入っては郷に従う」

あるいは

「郷に入っては郷に従え」

 

古来受け継がれてきた

大切な処世術の一つとされている

 

にもかかわらず、どうも、本当は

嫌いな格言の五本指に入るかもしれない

 

あまりにも創造力のない概念

 

自分にとって大切なことを

後回しにしてでも

郷にとって大切なことを

ないがしろにしない、

そう解釈している

 

面倒起こして目立ってしまうと

自分にとって大切なことを

もっと後回しにしなければ

ならなくなる

だから

我慢せざるを得ない、とでも

考えればいいのか

 

郷に入っては郷に従う

ことにしておく

 

ただし、

限度が来たら

反逆するかもしれない

 

なぜなら

僕は自由人だから。

一つの範疇でおさまるような

人間では、いたくないから

 

村人の役は幼稚園の発表会で、卒業した

今は、異邦人の役に興味が向いている