雲高気静

雲高気静

元々の意味はあるのだろうが

様々な解釈が許されるだろう

おそらく初秋の頃に書かれた

言葉であろうと思われる

この言葉を、わたくしは広島の

ある政治家の方から頂いた

わたくしの勝手な解釈をしてみよう

見上げると雲が空高く流れている

それは日常のありきたりな風景であって

穏やかな自然と考える時もあれば

ある種の困難が頭の上を覆っていると

考えてしまう時もあれば

あるいは

気づかずに通り過ぎるだけの

何物でもないものと

意識に抵触しないことかも知れない

見上げた空の雲がどうであれ

わたくしの心持ちは

振幅を変えることなく

自分の周りで起こる諸々に向き合い

それであっても

心のうちは穏やかに

静かに過ごしたいものだ

そう解釈しておくことにして

せっかくの頂いた言葉

胸にしまっておこう